変わらずにそこにある景色【アニメ たまこまーけっと #12(終)】

山のない最終回
それがたまこまーけっと「らしい」

たまこが語るうさぎ山商店街という景色
彼女が如何にここを
大切にしているかというのをとつとつと
語ってくれました
実に最終回ですw

そして、たまこまのもうひとつの看板
デラちゃん
たまこの胸に溜め込んだ思いを吐き出すように促したり
たまこの気持ちに心打たれ
お妃話をご破算にすべく土下座したりと
気の遣える鳥さんぶりを十全に発揮
男前でした
やっぱりずるいわ～このキャラ（笑
最後まで実にいい3枚目系マスコットでした

そんなこんなで
やっぱりたまこのお妃話は勘違い
王子とチョイちゃんは帰り
デラちゃんはタイミングを逃して帰り損ない
1話冒頭に戻る
そこにあるのは変わらない景色
サザエさん空間的締めは実に予定調和ですね

ということでたまこまーけっと予想通りの最終回でした

総括としては
古き良き時代の雰囲気が漂う
ほのぼのシュチュエーションコメディとして手堅い作品でした

12話という尺の制約が少々もったいない気もあり
逆にこれ以上やっても間延びするような気もあり
とはいえ商店街のほのぼの作品として
商店街の面々を掘り下げて
24話くらいの構成でどっぷり雰囲気につからせる
お約束のオチが固まったコメディにしても
十分いけたのではないかと思ったり

そういう見方で考えると
個人的には商店街の中で受け継がれるモノを
さりげなく盛り込んだ４話や9話
コメディとして起承転結、
たまこまーけっとのお約束のオチが形になった8話あたりが
たまこまーけっとのひとつの完成形ではないかと思いますね


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