消す事のできない想いだから―【アニメ 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる #13（終）】

そして、一歩進んだ
三角関係へ

真涼さん大勝利と見せかけての
俺たちの戦いはこれからだEND

前半は概ね予想通りの展開で
お話として
それなりの形にはなっていたのではと思います
自演乙の会の絆
千和、ヒメがそのつながりの中で
見つけたモノ、成長したことを
とつとつと語る流れは
かなりグッとくるものがありましたし（オチのあいちゃん除くw）

ネックは真涼の内面と
鋭太が真涼を意識していく流れ
この2つの描写不足かな
鋭太の真涼への告白が
ちょっと唐突に感じましたね
いきなりそこまでふりきっちゃう？という印象

とはいえ
鋭太には真那という切っ掛け
真涼に関しては
彼女が鋭太に抱いていた感情
自分の持っていないものを持っていたが故に
「大嫌い」という形で意識していた
というバックボーンを語り
最低限の骨組みは示してもらえたかな

後半はちょっと意表を突かれましたね
冴子さんからの嫌われればいい宣言から
ここで前半の真面目っぷりを完全にひっくり返しちゃうのか？！
と思わせておいての
千和さんの女の意地炸裂
冗談も茶化しも抜きの
真正面からの宣戦布告
略奪キスからの
「9年経ってから出直してきて」

ここからがホンモノの修羅場だEND
これで正真正銘の
「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」という状況ですね
もう覚醒の千和さんがいい女過ぎて惚れるww
前半の鋭太への感謝を語る姿
いつもは冗談交じりで口にしてしまっている言葉
そこに込められた万感の想い
それを初めて真面目に口にした上での
心からの「えーくん、あいしてる」も
相当にくるものがありましたし
まさに幼馴染の面目躍如でした
千和に関しては序盤で
その絆がきちんと語られていますし
終始感情移入できていましたから
その破壊力は申し分なし
やはりこの物語のヒロインは
千和さんだったかな～

そんな訳で最終回
ラストからスタッフロールへの見切りも
余分なものを廃した感があり
個人的には割と好印象
作品全体を通してみても
メインの一角である真涼さんを中心に
内面描写の不足感が散見されるも
ラブコメディとして
基本を押さえた出来で
1クールのハーレムラブコメ
俺たちの戦い～END系としては
なかなか綺麗な締めだったこともあり
終わりよければ～の感覚で
思ったよりも
視聴後の余韻がよい作品となりました

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