〝半ひきこもりさん〟なわたしの二次元への日々の沈みっぷりを気まぐれに

愛せるコトのしあわせに―【空蝉~ ヒカルが地球にいたころ…(7)(ファミ通文庫)】

“空蝉“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)
(2013/04/30)
野村美月

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眉目秀麗で旧家の御曹司だった
ヒカルの幽霊に取り付かれ
彼の思い残した事
数々の女性との約束を
代わりに果たすため
目つきは悪いが真っ直ぐな少年
赤城是光が奔走する
源氏物語を下敷きとしたラブロマンス


是光の過去からの解放
恋愛模様も次なる段階へと進む
転機の巻



「愛されることと、愛することと、
どっちかひとつしかえらべないんなら、
うちは、迷わず愛するほうを選ぶわ。
そっちのほうが、うんと幸せやもの!」


愛は無償のもの
と心の底から感じられるのなら
それに勝る幸せはないのかもしれません
なかなかそういう境地には
到れないからこその至言ではありますが

今巻の中心キャラである空さんが
まさにそういった想いだったのかもしれません
どこまでも見返りを期待してしまうのが人間
それが得られなかったときに
落胆しないための予防線を張る生き方
身に覚えがあるだけに共感できる考え方でした

一方で今巻は是光にとっても転機に
いつも通りヒカルを巡る女性の物語を軸にしつつも
彼の母親との問題も絡めてくる展開
物語のラップのさせ方が見事で
是光がひとつ乗り越えたシーンはじんときました

是光を巡る恋愛模様もひとつターニングポイント
大切な瞬間に立ち会えた
逆に立ち会えなかった帆夏
巡り合わせの妙を感じる切ない展開で
葵さんがヒロイン戦線急浮上中
2代ヒロイン的な立ち位置となってきました
果たして結末はどうなるやら

追記
朝ちゃんのデレは強力でしたね
味方になると何とも頼もしい感じ
サイドストーリーの月夜子センパイも
男を翻弄する年上女性の心の内に隠した
乙女な可愛さが素敵で
脇役陣の今後の活躍も
期待したいところですね


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[ 2013/04/29 23:40 ] ファミ通文庫 | TB(0) | CM(0)
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