引き裂かれる温もり【アニメ とある科学の超電磁砲S #5】

心無き狂気の計画
奪われ、引き裂かれるその瞬間

ラストの美琴の絶叫へ
感情移入させるための
作りこまれた構成がお見事でした

レディオノイズ計画を知っていたがゆえ
身構えたファーストコンタクト
一転
心を感じない冷たい計画から
生まれたとはとても思えない
御坂妹ののほほんぶりに
一度肩すかしをくらって
何気ない温かくさえあるやり取りの中で
姉妹のつながりのようなものを感じてしまって
その上での暗転
絶望の底へ一気に叩き落とす(；´Д｀)

人としての感情がどこか抜け落ちた感
機械的な部分が多分にある御坂妹
彼女が今際の際に手を伸ばしたモノ
姉との繋がり

そこに確かに心が見えてしまうから
だから感情の爆発を抑えられない

混乱、悲しみ
何故、どうしてこんな事が許されているのか
理不尽への怒り

原作既読で知ってはいてもくるものがありました
特殊EDの締めと合わせて
実によかったです

ついに始まった美琴の絶望
彼女のその絶望的な戦い
差し込む一条の光
流れは既知なので
今回のような気合の入った演出が
続くことを期待したいところです


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