すれ違う想いと【アニメ 翠星のガルガンティア#8】
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アニメ 翠星のガルガンティア
第8話 離別
願うのは大切な人たちの未来
望む先は変わらないはずなのに…
「今までありがとう
翠の波の恵みあらん事を」

船団長の死を引き金に
別々の道を歩みだすことになる
ガルガンティアの人々
それぞれに譲れない想いがあって
願うものの根っこは変わらないはずなのに
どうしようもなく交わらず
離別へと進んでいく姿に胸を締め付けられます
「守れる自信もねーくせに人を引き止めてんじゃねーよ」
ピニオン
どこまでも突っ張って憎まれ役となってますが
それでも彼の言うことには多分に正論も混じっていて…
何ともやるせない
彼に限ったことではないですが
誰もが人の未来のためにと口にし行動しているからこそ
何かもっと上手くいく道があったんじゃないかと
思わずにいられない
群像劇的に描く事でそんな想いを
強く掻き立てられるいいお話でした
リジット
その双肩に掛かる重責
潰されそうになりながらも
確かに彼女を支える人間もいて
ベローズの
「誰に何を頼ればうまくいくかを考えることがあんたの仕事だ」という助言は
目からウロコというか
的を射ていて実に共感
レド
本隊に帰れない現実が尚彼を追い詰める
ガルガンティアでの触れ合いで
少なからず誰かの幸せを願えるようになった彼が
進む道がクジライカの殲滅
兵士として生きる道というのがまた切ない
そんな彼を見送るエイミー

レドへ向けた「あのバカ」という言葉に込められた想い
「翠の波の恵みあらん事を」
そんな人の中に根付いた常套句を口に出来る程に
溶け込み始めていたレドを見ていたからこそ
再び戦場に戻ろうとする彼は
自らをまた殺してしまっているように見える
でも、レドの生き方の根底には
形のない人類ではなく
エイミー、広くは触れ合った人々の未来のために
という想いも確かに生まれている訳で
その辺の思いのすれ違いの描き方が実に巧みで
ぐっとくる展開でした
出て行く人々
残る人々
それぞれに考えがあり
それは譲れない強い願いで…
レドだけの問題としてではなく
ガルガンティア全体の問題として
描いていることで
視点が狭くならなかったのが上手かったですね
行くにせよ、残るにせよ
どちらの未来も険しい道で
その先に待つものを思うとざわざわくる怖さもあったり
戦力的に思うとガルガンティアが沈む可能性の方が高い気もしますし
一体ここからどんなふうに話が進んでいくのか
実に戦々恐々ですね
とにもかくにも
ここが今生の別れにならないことを祈らずにはいられずですね
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それぞれに譲れない想いがあって
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どうしようもなく交わらず
離別へと進んでいく姿に胸を締め付けられます
「守れる自信もねーくせに人を引き止めてんじゃねーよ」
ピニオン
どこまでも突っ張って憎まれ役となってますが
それでも彼の言うことには多分に正論も混じっていて…
何ともやるせない
彼に限ったことではないですが
誰もが人の未来のためにと口にし行動しているからこそ
何かもっと上手くいく道があったんじゃないかと
思わずにいられない
群像劇的に描く事でそんな想いを
強く掻き立てられるいいお話でした
リジット
その双肩に掛かる重責
潰されそうになりながらも
確かに彼女を支える人間もいて
ベローズの
「誰に何を頼ればうまくいくかを考えることがあんたの仕事だ」という助言は
目からウロコというか
的を射ていて実に共感
レド
本隊に帰れない現実が尚彼を追い詰める
ガルガンティアでの触れ合いで
少なからず誰かの幸せを願えるようになった彼が
進む道がクジライカの殲滅
兵士として生きる道というのがまた切ない
そんな彼を見送るエイミー

レドへ向けた「あのバカ」という言葉に込められた想い
「翠の波の恵みあらん事を」
そんな人の中に根付いた常套句を口に出来る程に
溶け込み始めていたレドを見ていたからこそ
再び戦場に戻ろうとする彼は
自らをまた殺してしまっているように見える
でも、レドの生き方の根底には
形のない人類ではなく
エイミー、広くは触れ合った人々の未来のために
という想いも確かに生まれている訳で
その辺の思いのすれ違いの描き方が実に巧みで
ぐっとくる展開でした
出て行く人々
残る人々
それぞれに考えがあり
それは譲れない強い願いで…
レドだけの問題としてではなく
ガルガンティア全体の問題として
描いていることで
視点が狭くならなかったのが上手かったですね
行くにせよ、残るにせよ
どちらの未来も険しい道で
その先に待つものを思うとざわざわくる怖さもあったり
戦力的に思うとガルガンティアが沈む可能性の方が高い気もしますし
一体ここからどんなふうに話が進んでいくのか
実に戦々恐々ですね
とにもかくにも
ここが今生の別れにならないことを祈らずにはいられずですね
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Tag: アニメ