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時計の針は止まらない【高杉さん家のおべんとう 7 (フラッパーコミックス)】

高杉さん家のおべんとう 7 (フラッパーコミックス)高杉さん家のおべんとう 7 (フラッパーコミックス)
(2013/06/22)
柳原 望

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甲斐性なしの助教授30オーバー独身男子・温巳と
身寄りをなくした人見知り十代女子・久留里が
お弁当づくりを通して
家族になり、互いに成長していく姿を描く
ハートフルストーリー

時は巡る
人も変わる
7

小坂さんに纏わるetc.
ここまできっちりその後のフォローを
こんなにも早くするとは思わなかったですね

意外ではありましたが
納得の展開でもあり

ゆっくりとではあっても
確実に時は進んでいく
それを補完するよいエピソードになったと思います

そんな女子としての逞しさを見せてくれた小坂さんに対して
温巳さんの亀の歩みはやっぱり少しもどかしくはありましたね

右往左往して一歩進んで三歩下がるような人生ではあるけれど
自分なりに前に進もうとする姿勢が消えてなくなることはなくて…
その姿はやはり応援したくなる姿ではある訳で
そんな彼の更なる一歩
紆余曲折ありつつの牛歩ではありましたが
今巻では温巳の男としても学者さんとしても
一歩進んだ姿が見れたのには
何だか安心しましたね^^

彼が周りの人間に恵まれているのは
きっとそんな姿から生まれる人徳ではないかと思います

そんな温巳に寄り添える家族であるために
自立について考え出す久留里さんもまた
成長も見どころ満載
十代さんが新しい世界に踏み出そうとする姿は
やはりよいものです
若さってイイネ(笑

そんなこんなで小坂さん問題もひと段落で
「ふたり」の関係にまた焦点が戻ってきた感がありますが
次巻以降はどうなっていくのか
楽しみですね

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