カノジョノスガオ【アニメ WHITE ALBUM2 #2】

OP「届かない恋」とED「closing」
名曲２曲お披露目
やはりこの曲あってこそのホワイトアルバム2
「届かない恋」は思わず口ずさみたくなる魅力があるな～
その曲意味するところを知っているとこれだけで
胸が締め付けられる切なさを感じられる物語とリンクした名曲
OP見ながら思わず口ずさんでましたよ(//∇//)

そして、そんな名曲を使い
リリカリックな演出に定評のある原作に負けない
演出が光っていましたね
丁寧に伏線を張り、Bパートラストで炸裂させる

今回で言えば顔を一切移さないカメラワーク
雪菜、春樹の言葉と本心がずれているときに使うのも巧かったですが
何よりはやはりラストの隣の音楽科くんとの初対面へと繋げるための
かずさに対する使い方
ぶっきらぼうな言葉と共に初めて顔を見せる隣り合わせのピアノくん
冬馬かずさ

そして、挿入される「closing」に
エンドロール中で初めて明かされるあのときのかずさの表情
巧いですわ～
見事ガツンとやられました

ストーリーとしてはこの物語のヒロインとなる
ふたりの素顔を描くというテーマで
前半は雪菜、後半はかずさと
色々な面でよい対比になっていました

前述したかずささんはとりあえず
謎めいた部分のあるクール美少女として
いろいろな含みを残したままでの引き
一方で雪菜の方は次々と秘密を明らかにしていき
あくまで庶民派
学園のヒロインだけれど
どこまでも親近感のわく普通の女の子として描いていくという点


スーパーでメガネっ娘でエプロンなバイト姿
ごくごく普通の幸せで平凡な家庭の長女で
ひとカラの女王で

そして、春樹に対する焦らしたり
一人突っ走ったりの思わせぶりの態度だったり
待ち合わせ前のおめかしにかける心情だったり
そこに感じる彼女の天然と計算
全部ひっくるめて傍にいてくれそうな
それでいて理想的な普通だけど普通じゃない女の子
かずさとは正反対といっていい描き方が
ストーリーにいい色を与えている印象

第１話もそうでしたが1話内の構成の巧さが
何気に光っているのではと思います

という訳で春樹くんが
ヒロインそれぞれの素顔とであった今回を経て
次回は雪菜とかずさの出会いというところでしょうか
ふたりのやり取りが今から実に楽しみです♪

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